太陽光パネルメーカー「上海超日太陽能科技」(中国・上海市)は、債権者から破産を申し立てられ、裁判所が6月26日付で破産手続に入った。
主にヨーロッパへの輸出が主体であるほか、近年は日本への輸出も積極化するなど事業を拡大していたとされる。
しかし、ユーロ圏での景気減速に伴う落ち込みや、ソーラーパネル市場の価格競争激化で業績は悪化していた。平成26年3月には社債利払いがデフォルト(債務不履行)するなど資金繰りが逼迫。取引先より破産を申し立てられ今回の事態となったとされる。
なお、負債総額は約700億円に達するとされる。